神社仏閣で良く見かける灯篭、読んで字のごとく灯りの篭です。
部屋の中で灯篭の灯りは癒しにもなります。なんとなく雰囲気が和んでくる温かい灯りです。
簡単に工作出来る灯篭を作ってみたいと思います。材料も身の回りにあるもので簡単に作る事ができるのです。
作り方①和紙を使った灯篭
簡単に作れる灯篭、まず百均にある和紙を準備します。家に余った和紙があれば一番ですね。ふすま直しに使って余った和紙があるか聞いてみましょう!
骨組みが必要になりますが、こちらも百均の木材で十分です。小さい灯篭なら割り箸でも大丈夫ですが、大切なのは火を逃がすスペースを作ることです。
材料が紙なので小さいと当然燃える危険があります。火災が起こってからでは遅いので、一番に注意してください。灯りにも色々な材料が使えますが、共通しているのは熱で熱くなり燃えることです。
準備するもの
- 工作用角材:割り箸でも代用できるのですが、角材の太さが均一している方が綺麗に仕上がります。
- 木工用瞬間接着剤:木工用ボンドでもいいのですが、木工用瞬間接着剤を使えば、作業が早く進みます。
- 和紙:半紙を代用する事もできます。
- 直角定規
- ハサミ、カッター
- 和紙を貼る糊
作り方
- 箱型の灯篭を作る場合、灯篭の上側骨組みと下側の骨組み8本を同じ長さで切りそろえます。側面の骨組みは好みの高さで同じ長さで4本そろえておきます。
- 上下の骨組みとなる角材を口の形で瞬間接着剤を使って接着します。その時に綺麗に直角が出るように直角定規を使って直角の状態の時に瞬間接着剤を付けるとやりやすくなります。灯篭の骨組みの上下を作っておきます。
- 口の形の骨組みが出来れば、側面用の4本の角材を接着します。慌てないでゆっくり接着していきましょう。これで灯篭の骨組みが完成です。
- でき上がった骨組みの底面に和紙を貼り付けます。続けて側面4面にも和紙を貼り付けていきます。
これで和紙を使った灯篭が完成です。白い和紙のままでもいいのですが、お好みの色を付けてもいいですし、好きな文字を墨で書くのもいいですね。
作り方②牛乳パックを使った灯篭
参考:「祈りの灯火」紙パックの灯籠の作り方
準備するもの
- 空の牛乳パック
- ハサミ、カッター
- 不要になった雑誌
- クッキーなどの切り抜きの型
- 鉛筆
- のり
- セロファン紙や折り紙
作り方
- 空の牛乳パックの底がある方を使いますので、好きな高さの位置で切ります。
- 牛乳パックの表面の商品ラッピングをゆっくりと剥がしていきます。ゆっくりきれいに剥がすといいです。
- 牛乳パックに不要になった雑誌を丸めて入れます。これは、これから牛乳パックに切り抜くデザインをしやすくして、カッターで切り抜きやすくする為です。また牛乳パックの形を崩さないようにする役目も果たしてくれます。
- 表面を剥がした牛乳パックに好きなデザインを描いて、カッターで切り抜きます。動物の姿や花びらの形、星型など色々な形でデザインしましょう。刃物を使いますので、ケガしないようにゆっくりと作業しましょう。
- 切り抜いた部分はそのままでもいいのですが、折り紙やカラーセロファン紙を牛乳パックの内側から貼り付ければ、色とりどりの灯りを表現出来ます。
おわりに
夏休みの工作に悩む時期ですけれど、比較的簡単に作れる工作として灯篭作りは最適です。自分の好きなデザインにできますので、オリジナルな灯篭ができ上がります。
また、置く灯篭だけでなく、紐をつけてぶら下げるランタン風にすることもできますよ。カッターなどの刃物を使うので、ケガに十分注意してください。
紙が材料ですので、熱で燃えないよう、ろうそくは使わないようにして、百均のLED電球を使うのがおすすめです。
簡単に工作できる灯篭作り、ぜひチャレンジしてみてください。