インターネット社会と言っても過言ではない現代、パソコンは日常生活を送る上で切っても切れない関係になりつつあります。
パソコンを利用する上でよく使うのはマイドキュメント、マイコンピュータなどの機能ですが、これらはアイコンとして画面上に表示しておくとすぐに操作ができて便利です。ここではWindows10における「アイコン」の基本についてお話したいと思います。
デスクトップにアイコンを表示させる方法
デスクトップに使用頻度の高いアイコンを設定しておくと、そこをクリックするだけで任意の機能を呼び出す事ができます。
特に「コンピューター」「ごみ箱」「ユーザーのファイル(マイドキュメント)」「コントロールパネル」「ネットワーク」という主要な機能に関しては、下記の手順でアイコンを表示させる事ができます。
- デスクトップ上にカーソルを合わせ、右クリック→「個人設定」を選択する
- 「テーマ」を選択し、「デスクトップアイコンの設定」をクリックする
- 「コンピューター」「ごみ箱」「ユーザーのファイル」「コントロールパネル」「ネットワーク」の選択項目が表示されるため、デスクトップアイコンとして使用したいものに関してチェックを入れる。
これで、デスクトップ上にアイコンが表示される。
アイコンのサイズ変更方法
デスクトップ上に表示されているアイコンですが、サイズを変更できるのはご存知でしょうか?
アイコンを小さくするとデスクトップ上のエリアを広く使う事ができますし、逆に大きくすると見やすく、操作もしやすくなります。その方法は、下記の通りになります。
- デスクトップ上にカーソルを合わせ、右クリック→「表示」を選択する
- 「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」を選択し、アイコンのサイズを変更する
上記のような手順で3段階に変更できるアイコンのサイズですが、「Ctrlキー」を押したままマウスホイールを操作すると自分の好みのサイズに変更する事ができます。
また、「表示」項目の中にある「アイコンの自動整列」「アイコンを等間隔に整列」などをクリックすると、サイズに応じたアイコンを見やすく並べ替えてくれます。
アイコンが表示されない時の原因と対処法
アイコンの表示設定やその他の理由により、アイコンが正常に表示されなくなるケースが
あります。
そんな時の原因と対処法についてお話したいと思います。
1.全てのアイコンが表示されない
デスクトップ上の全てのアイコンが表示されない場合は、デスクトップアイコンの表示が無効になっている可能性があります。
その場合はデスクトップ上にカーソルを合わせて右クリック→「表示」を選択し、「デスクトップアイコンの表示」を選択すると隠れた状態になっているアイコンを再度表示する事ができます。
2.標準アイコンが表示されない
「コンピューター」「ごみ箱」「ユーザーのファイル」「コントロールパネル」「ネットワーク」などの標準アイコンが表示されていない場合は、選択するチェックが外れている可能性があります。
この場合は前述の「デスクトップにアイコンを表示する方法」の手順に則り、希望するアイコンの表示を有効にします。
3.特定のショートカットアイコンが表示されない
あらかじめ設定していたショートカットアイコンが何らかの理由で表示されなくなってしまった場合、次のような方法で再設定ができます。
ショートカットしたいアイコンを右クリック→「その他」にカーソルを合わせ「ファイルの場所を開く」を選択→改めて希望のアイコンを右クリックし、「送る」にカーソルを合わせ、「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックするとデスクトップ上にショートカットアイコンが再表示されます。
アイコンが消えた時の原因と対処法
アイコンが消えてしまった際には、画面を表示する機能に相当する「エクスプローラー」を再起動すれば症状が改善される場合があります。ここではその手順についてお話ししたいと思います。
- キーボードの「Ctrl」「Shift」「Esc」キーを順番に押し続ける
- タスクマネージャーという画面が開くので、シートの名前が「プロセス」になっている
事を確認し、表示の一覧にある「エクスプローラー」を右クリック - 一番上に「再起動」が表示されているため、左クリックで選択。これによりエクスプローラーが再起動されます。
おわりに
今回は、いかがだったでしょうか?パソコンの操作を簡便に、そして快適にしてくれるアイコンですが、表示に関するトラブルが発生する場合もあります。大抵の事例にはきちんとした
対処法が用意されていますので、何かしらのトラブルが発生した場合はこの記事に書かれた内容を参考にして頂ければと思います。