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キャンピングカーを軽トラで自作する方法

キャンピングカーを軽トラで自作する方法

最近はアウトドアブームで道の駅も多くなっています。

旅好きの方にはキャンピングカーは魅力的なようで、各地で行われているキャンピングカーのも賑わいをみせています。

しかし、軽自動車ベースで200万円を超えてしまうので、自作を考える人も多くいるようです。そこで今回は、軽トラキャンピングカーの自作方法を紹介していきます。

キャンピングカーを自作しよう!①骨組編

Youtubeの動画を参考に、ご紹介していこうと思います。まず、荷台に骨組みを組むのですが、軽トラの構造変更をしないで済むように、軽トラの荷台の規格に合わせ、安全性を確保した大きさにします。

材料には2×4材を使います。比較的柔らかく加工がしやすい木材で、強度もある程度備えていながら価格も安いのが特徴です。

骨組みを組む時には2×4材同士を頑丈に接合できるシンプソン金具を使います。まず簡単な図面、サイズを考えて、2×4材を切断していきます。

揃ったら金具にねじ止めをしていきます。電動ドライバーがあると楽に作業がこなせます。接合金具の向き、取り付ける順番、止めるネジの長さなどに工夫しながら骨組みを組んでいきます。骨組みの側面には縦に補強を兼ねた骨組みを組みます。

天井、床部分には横に補強の骨組みを組みます。骨組みが完成したら軽トラの荷台に載せて、高さや長さが道路交通法の範囲内であることを確認しましょう。

【軽トラDIY】キャンピングカーを自作しよう!②外壁編

外壁の材料として1820×910サイズのベニヤ板(約6尺×3尺)を準備します。外壁に合わせてのこぎりで切断しておきます。

骨組みの貼り付ける面に木工用ボンドを塗布していきます。雨が降っても中にしみ込まないようにする為の保険的な意味もあります。木工用ボンドを塗布してベニヤ板を貼り付け、ねじ止めで固定していきます。

骨組みに歪みが出ている場合もありますので、歪みを治しながらベニヤ板をねじ止めしていくのが良いです。ベニヤ板とベニヤ板の合わせ部分にも木工ボンドを塗布しておきましょう。設計ミスで、ベニヤ板が飛び出ている場合は、のこぎりで切断して形を整えておきます。

ベニヤ板の継ぎ目部分もできれば2×4材で補強していれば綺麗に仕上げる事ができます。また、ベニヤ板も歪みがある場合もありますので、ねじ止めの間隔も短めにする事でしっかりとした外壁になりますし、補強にもなります。ここまでで床面と扉部分を残して完成となります。

【軽トラDIY】キャンピングカーを自作しよう!③床&扉編

外壁のつなぎ目部分に2×4材に雨除け用の幌シートを取り付けるフックをねじ込み、木工用ボンドを塗布して貼り付け、ねじ止めしていきます。

床面には、型枠塗装合板を使います。床面の半分の寸法に合わせて切断し、骨組みの部分をのこぎりで切断してピッタリ床に置けるようにしておきます。切断面はヤスリなどで綺麗に仕上げておきます。今回は、床面はビスで固定しないで取り外し可能にしています。

用途に合わせて使い分ける事が可能です。扉部分は、半分は外壁を貼り付けた時と同じ作業となり、木工ボンドで貼り付け、ねじ止めします。出入り口側は、取り外しができるはめ込み式にしていますが、工夫次第でスライドドアにする事も可能です。はめ込み式は走行中に外れる可能性もあり危険です。

最後に軽トラの荷台に載せて、DIY小屋が動かないようにベルト等で固定すれば軽トラ自作キャンピングカーの完成となります。

おわりに

DIYが好きな人には軽トラキャンピングカーの自作も楽しみながら制作する事ができるので自作キャンピングカーが欲しい人には是非チャレンジしてみましょう。

簡単な設計と図面ができれば、材料費だけで安く完成させることができます。電動のこぎりやノミがあると意外と早く作業が進みそうです。

塗装などで、自分好みの軽トラ自作キャンピングカーができ上がります。