北アメリカ大陸北部に位置し、ロシアに続く世界第二位の国土面積を持つカナダは、豊かな自然と四季折々の表情が楽しめる国です。
ここではそんな魅力あふれる国、カナダについてのおすすめ観光スポット、そして日本とカナダの主要都市との時差についてご紹介したいと思います。
カナダでおすすめの観光スポット5選
①ナイアガラの滝
ナイアガラの滝はイグアスの滝、ヴィクトリアの滝に並ぶ世界三大瀑布の一つであり、エリー湖からオンタリオ湖へ流れるナイアガラ川の中間地点に位置しています。
アメリカとカナダの国境を跨いでおり、落差56m、幅675mのカナダ滝と、落差58m、幅330mのアメリカ滝の二つから形成されています。アメリカ側からの眺望はほとんどが滝の背後に位置していますが、カナダ側からは滝の正面や全体を眺望できるのが特徴です。
ナイアガラの滝を訪れるにあたり、ぜひ体験して頂きたいのが「ホーンブロワー・ナイアガラクルーズ」。滝つぼのギリギリにまで近付く遊覧船であり、壮大な景観を間近で楽しむ事ができます。日中の通常クルーズだけでなく、朝はサンライズクルーズ、夜はイルミネーションクルーズと時間帯に応じて様々な表情を楽しむ事ができますので、ぜひお好みの時間で参加してみて下さい。
②バンフ国立公園
バンフ国立公園はカナダで最初に設立された国立公園であり、カナディアン・ロッキー山脈自然公園群の一部として世界遺産にも登録されています。
総面積6641㎡という広大な面積を誇り、カナディアンロッキーの宝石とも称されエメラルドグリーンの湖面が美しいルイーズ湖(レイクルイーズ)や、ターコイズブルーの湖水で有名なモレーン湖、ペイト湖、ボウ湖などが見所です。
また、温泉・キャンプ・登山・ゴルフ・乗馬・スキーなど大自然を活かした様々なアクティビティを楽しむ事ができます。
③スタンレーパーク
スタンレーパークはバンクーバーにある公園であり、北アメリカの都市公園の大きさではトップ10に入っています。
緑に覆われた大変美しい公園であり、年間800万人以上もの人が訪れるこの場所には、カナダ最大となるバンクーバー水族館、カナダの先住民によって作られたトーテムポール、3500本以上にも及ぶバラと様々な植物を観賞できるローズガーデン、そして全長28kmにも及ぶ海沿いの遊歩道シーウォールなど、見所が満載です。
④ブッチャート・ガーデン
ブッチャート・ガーデンはバンクーバー島にある庭園・植物園で、毎年100万人近くもの観光客が訪れる人気スポットです。
22万㎡もの広さを持つ広大な庭園はカナダの国定史跡に指定されており、「サンクンガーデン」「ローズガーデン」「日本庭園」「イタリアンガーデン」「地中海庭園」の5つに分かれたエリアは大勢の庭師によって徹底管理され、四季折々の美しい景観を堪能する事ができます。
また園内ではアフタヌーンティーを楽しむ事もできますのでおすすめです。
⑤イエローナイフ
イエローナイフはノースウエスト準州の州都であり、北極圏からおよそ400km南に位置しています。
オーロラ帯のほぼ真下に位置しており、冬の天候が安定していることから年間を通してオーロラの出現率が高く、世界中から多くのオーロラハンターが集う事でも知られています。
また、イエローナイフでは夏のオーロラ観賞もおすすめで、運が良ければ湖面に映る逆さオーロラを見る事ができます。オーロラ観賞のための専用施設「オーロラビレッジ」があるのも大きな特徴です。
日本とカナダの主要都市との時差について
- モントリオール・・・14時間
- バンクーバー・・・17時間
- トロント・・・14時間
- ビクトリア・・・17時間
- カルガリー・・・16時間
以上が日本とカナダの主要都市との通常時の時差になりますが、3月第二日曜から11月の第一日曜まではサマータイムとなります。
サマータイムとはヨーロッパやアメリカなどで広く取り入れられているシステムで、夏の間に時刻を1時間進めて明るい時間を有効に使おうというものです。
そのため時差もサマータイム期間中とそれ以外では1時間の差が発生する事になりますので、サマータイム期間中は各都市ともに上記の時間から1時間減らして計算して下さい。
カナダのおすすめ観光マップ
ナイアガラのグルメマップ
カナディアンロッキーの観光マップ
おわりに
今回は、カナダの観光スポットと便利な観光マップをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
カナダは自然豊かな観光名所だけでなく、グルメやショッピングに関しても魅力が満載です。
また、国土が広いため同じ国内でも州によって文化や気候も違うので、訪れる場所によって違った驚きや発見があると思いますよ。