自宅で犬を飼っている人も多いのではないでしょうか。犬がいると散歩が日課になるので健康維持にも良いと人気もあります。
ペットとして大人気のワンちゃんですが、初めて飼う方はわからないことがいっぱいで戸惑うことも多いかもしれませんね。
今回はそんなワンちゃんについて、「犬の年齢」と「犬の種類と特徴」をまとめていきたいと思います。
犬の年齢を人間に換算すると?
犬は人間のように長生きはしません。犬の年齢を人間に換算すると何歳になるのでしょうか。実は、犬はその種類によって人間の年齢への換算の仕方が違います。
小型犬・中型犬は、大型犬に比べて幼齢期に歳をとるスピードが速く1歳で人間の15歳になってしまうほどです。
大型犬の場合は、5歳を過ぎたあたりから歳をとるスピードが速くなります。
犬の年齢をわかりやすく人間の年齢に換算したものを表にまとめてみました。
犬の年齢 | 大型犬を人間に換算 | 小型・中型犬を人間に換算 |
1歳 | 12歳 | 15歳 |
2歳 | 19歳 | 24歳 |
3歳 | 26歳 | 28歳 |
5歳 | 40歳 | 36歳 |
7歳 | 54歳 | 44歳 |
10歳 | 75歳 | 56歳 |
12歳 | 89歳 | 64歳 |
15歳 | 110歳 | 76歳 |
ペットに人気の犬の種類
ペットに人気の犬の種類は、その時の流行りもありますが、部屋の中でも室内犬として飼いやすい小型犬が人気の傾向にあります。
トイプードルやチワワといった腕の中に納まりやすい可愛らしいサイズ感のものやミニチュアダックスフントも人気です。日本の犬では柴犬も人気が根強いです。
映画がきっかけで人気に火がつき、最近CMでもよく見かけるのがジャックラッセルテリアです。フレンチブルドックも何とも言えない愛らしさで人気があります。
大型犬の特徴
犬を飼うにあたって覚えておきたいのはそれぞれの犬の特徴です。
広い庭を持つ家庭が少なくなり日本ではペットとして飼う人が少なくなった大型犬ですが、優しさや力強さを備えているだけでなく、かしこい犬が多いのが特徴です。
実際に警察犬や盲導犬、救助犬といった役をこなしているのも大型犬の特徴です。愛情をかけて育てられた大型犬は、おっとりとして温和で優しい性格のことが多く、その体格から食事量やそれなりの散歩と言った運動量は必要になりますが、その点を除くと初心者でも飼いやすいのが大型犬の特徴と言えます。
中型犬の特徴
中型犬は、あまりかまってあげる時間が少ないという人が飼いやすい犬です。小型犬に比べると身体が丈夫だというのも特徴です。
小型犬のようにずっとかまってあげなくても、一定の距離感を保つことが出来る犬種が多く、同じ空間に飼い主がいれば、べったりとくっついていなくても安心している傾向にあります。
また中型犬の代表ともいえる、牧畜兼、猟犬や番犬としての役割も担ってきた柴犬・ビーグル・コーギーなどは忠誠心も強く、家族にだけは気を許しますが、普段接する機会のない人に対しては、吠えたり、そっけない態度をとったりします。
小型犬の特徴
初めて犬を飼おうと思ったときに、小さくて飼いやすそうという見た目から選ぶことの多いのが小型犬です。
身体が小さい分だけ、運動量も少なくて済むため、仕事が忙しくて、なかなか散歩に行けない人でも平日は室内での運動だけでもなんとか飼うことが出来ます。
小型犬は、毛が伸びるのが早く、犬種によっては、その見た目の可愛らしさをキープするためにはこまめなトリミングが欠かせないといった少し手がかかるという特徴もあります。
気が強いわりに神経質なため、よく吠える傾向にあります。小さくてかわいいだけで、小型犬を初めて飼う人にとって戸惑うポイントがこの良く吠えるという点です。ただし、しっかりとスキンシップをとって愛情を感じさせることでムダ吠えは少なくなります。
おわりに
犬も身体の大きさによって、特徴に違いはあるものの、その犬種によってはずいぶんと性格に違いがあります。
その犬一匹一匹によっても性格は全然違いますので、大きさによってなんとなくの違いを頭に入れたうえで、犬を飼うときは、しっかりと愛情をかけてその子の性格に合わせて育てるようにしたいですね。