目や肩の疲れ・ストレスを感じた時、足のツボをちょっと押してあげるだけで、疲れやストレスが和らぐことをご存知でしょうか?
足の裏にはたくさんのツボが存在し、自分で押すだけでも効果があります。
今回は、そんな足つぼのマッサージ方法についてご紹介していきたいと思います。
足つぼマッサージをするときの注意点
足の裏は第二の心臓と呼ばれていることは良く知られています。足の裏には様々なツボがあり、体全体に刺激を与える事で健康維持に努める事が可能です。
足裏のツボは体全体につながっており、マッサージをする事で血行が促進されて、体の痛みやコリを改善してくれます。
足つぼマッサージは、基本的に自宅でできますので、特別に準備するものがなく、手軽にできるマッサージです。
息を吐きながら押していく!
ほとんどの方が手の親指を使っていると思いますが、その親指も疲れてきますので、百円ショップにあるマッサージ棒が便利でおすすめです。これがあればいつでも気楽に足つぼマッサージができます。
ただ上から押すだけでなく、押しながら滑らせる方法も効果的ですが、その場合は、足裏の滑りを良くするために足裏につける保湿クリームなどを利用すると足つぼマッサージもやりやすくなります。
やり方として、いきなり強く押すのではなく、息を吐きながら軽めにゆっくり押していきます。徐々に押す力を強くしていくのが効果的です。
マッサージをする時間帯・タイミング
マッサージを始めるタイミングですが、お風呂上がりで体全体の血液循環が良い時がベストのタイミングです。その時間以外では、足湯などでできるだけ足だけでも温めるのがいいです。
足つぼマッサージを避けた方がいい時間帯、タイプもあります。飲酒の後は、血行が良くなっており、マッサージによってさらに酔いが回るので避けましょう。また、妊婦さんや病気など体調がすぐれない時などは避けてください。食後30分はとよく言われますが、マッサージも同じで避けた方がいいです。
マッサージする時間は、片足15分を目安にしましょう。毎日続ける事で少しずつ効果が出てくるものですので、毎日の習慣として取り入れるのが一番です。一気に解決しようと長い時間続けるのは逆効果になるだけですので気を付けましょう。
こんな時はここを押す!
ストレスを感じている時
ストレスを感じている時に効果を発揮してくれるスポットは、足の指を内側に曲げた時にできるへこみの部分です。
この場所は湧泉というツボで、ここを押して刺激を与えてあげましょう。この湧泉しいうツボは万能のツボで、ポカポカと温かくなって冷え性改善、リラックス効果、不眠改善にも効くツボです。
スマホやパソコンで目が疲れている時
スマホやパソコンで目が疲れている時は、足裏の中指と人差し指の付け根を押してマッサージしましょう。
目の疲れを放置すると赤くなり、痛みが出るばかりでなく、最悪の場合は視覚障害につながります。
右目の疲れには左足裏の指の付け根、左目の疲れには右足裏の指の付け根と覚えておくといいです。
眠りたいのになかなか寝付けない夜
眠りたいのになかなか寝付けない夜には、足の親指の腹をマッサージしてもみほぐしてあげましょう。ここをマッサージすることで、頭痛も和らげることができます。
脳につながるツボでマッサージにより、リラックスすることで不眠解消になります。合わせて湧泉もマッサージすれば効果的です。
首こりや肩こりを感じる時
首や肩こりは現代病とも言われますが、ひどい時には足裏の親指の付け根を指圧マッサージしましょう。
足裏親指の付け根は首とつながっており、足裏の指の付け根全体にかけてマッサージするのがおすすめです。
また、足裏の人差し指と中指の腹は、目の疲れからくる肩こりにも効果的です。
胃腸など消化器系が弱っている時
飲みすぎ食べすぎで胃腸など消化器系が弱っている時には、土踏まずを指圧しながらマッサージするのが効果的です。胃を健康な状態に回復してくれます。
青竹踏みで土踏まずをマッサージしてほぐすのも良い方法です。飲みすぎた時には、肝臓とつながりがある右足外側の方をほぐすと良いです。
土踏まずを毎日マッサージする事で便秘の解消にも効果があります。
冷えやむくみの症状
女性に多くみられる冷えやむくみの症状には湧泉のツボをマッサージしましょう。足首を回してほぐすとさらに効果的です。
足は心臓から遠く、血流が悪くなりやすい場所ですので、足つぼマッサージが効果的に表れる場所でもあります。
冷えやむくみには、足裏だけでなく、足三里というすねのツボに向かって足首から上に指圧するのもおすすめです。むくみには先手必勝で、むくみが出る前にマッサージすることでむくみ対策になります。
おわりに
今回は、足のツボのマッサージ方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
これらのように様々な効果があるのが足裏マッサージです。
毎日続ける事で少しずつ気になる症状が改善されていきますので、健康維持のためにぜひ取り入れてみましょう。