コンクリートブロックという名称を耳にした時、大勢の方々はホームセンターや園芸店などの店先で積まれている、灰色で側面に3つの穴が空いている製品をイメージしますよね。
でも実は、一言でコンクリートブロックと言っても種類は複数に分かれていて、各々で適する場面が異なる上に価格にも差異があります。
今回は、コンクリートブロックの種類とその金額についてお話ししていきたいと思います。
コンクリートブロックの種類と特徴
C種
最も馴染み深い灰色で3つの穴が空いているタイプは、大量生産がしやすく各所に使えて需要が高いです。1個あたりの価格が2,000〜4,000円程で販売されていますし、業者が大量に直接的に仕入れる事例ではより一層安価です。
灰色で3つの穴が設けられているタイプはC種という型なのですが、そのままの状態であらゆる用途で使用しても構わず重宝するものの、業者が用いる場合には住宅を囲む塀の内側に設ける物として用いられます。
そのため、積み重ねた後にそれぞれのブロックの間に接着剤の役目を果たす左官を塗布し、その上からさらに光沢感がある現代風のタイルを貼り付けて玄関などの門にするといった使われ方がされます。
化粧ブロック
そのようなC種のブロックという馴染みがあるタイプの他に、表面がまるで住宅の壁面のようにデザインされている化粧ブロックもれっきとしたコンクリートブロックの一つです。
C種を使って左官を塗布しなくてもコンクリートブロック単体でデザイン性が高い外装にする事ができます。積み上げるだけで完了するので工程が減るという魅力の他に、上質な印象が強く醸し出せるようになるので、築年数が新しい新築住宅の玄関に繋がるアプローチの一部に使われる機会が多いです。
C種に比較するとコンクリートを固める方法が独特であったり、色付けをしているという事もあり価格は高めですが、決して金銭的な負担になる値が付けられているわけではありません。中でも需要が高いタイプは安価な場合が多いので、たくさん入手して用いる場合でも安心です。
そのままの状態でも導入するだけでお庭の雰囲気が上質になるので、手間をかけたくなかったり工夫を施すための技術に乏しいという方でも、危険が及ばない範囲で積み重ねれば容易に美しく上品な目隠しが作れます。
装飾コンクリートブロック
そういったデザイン性に優れたコンクリートブロックがある中、初めからデザイン性に最も重きを置いて作られているのが装飾ブロックです。
その名の通り製造時に丸や四角といった形でくり抜いてデザインされているので、置いておくだけでも可愛いですし室内に置いても気にならないサイズで小物置きとしても最適です。
DIYでブロックを作ることも!
自分の好きな形のブロックをDIYで作る方もいらっしゃいます。
時間に余裕のある方は、ぜひ挑戦してみてください。
おわりに
今回は、コンクリートブロックの種類についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
一般的によく使われるのはC種のコンクリートブロックですが、状況に応じて使い分けるようにしましょう。