中央演算処理装置とも呼ばれるCPUはコンピューターの中枢部分になります。
パソコンの性能を決定する重要なパーツで、データを処理し各種装置を制御する役目を担っています。
今回は、CPUの性能比較についてお話ししていこうと思います。
各社のCPUの特徴について
intel
CPUで有名なのがIntelです。Intelはアメリカの大企業で世界で最も高いシェアを誇っています。
IntelのCPUには様々な種類があり、比較してみると異なる特徴がよくわかります。
xeon
企業向けタイプがxeonになります。xeonは主にサーバー用に使われています。マルチプロセッサにも対応でき価格は高いです。
xeonは高い性能を持ち、利用できるメモリ数も多く設定されています。マザーボードも専用品の場合が多く一般的なパソコンとは異なります。サーバー用に選ばれる利湯は、処理能力が高いことに加えて多くのタスク処理ができるからです。
xeonは大規模なシミュレーションを行う際も活躍しています。高性能なので一般的なパソコンだとフルに活用できないという側面があります。マルチコアを利用するアプリケーションに適しているので、普通のパソコンで使われるアプリケーションだと遅くなる場合があります。
celeron
一般のパソコンに使われ広く普及しているのが機能を抑えた廉価版のceleronです。
celeronは低価格なので、上位版に比べてクロック数が低かったり上位版に搭載されている機能が省かれていたりします。
celeronが搭載されたパソコンは最新のオンラインゲームや動画のエンコードなど大きな負荷がかかる作業には不向きです。
通常の動画視聴やメール、ネットサーフィンであればストレスなく使うことができます。
最近のceleronは内臓GPUが強化されデュアルコア化されたこともあり、性能は以前よりも向上しています。
amdのCPUについて
Intel以外のCPUで有名なのがamdです。市場シェアトップはIntelですが、amdは2位を維持しています。
amdはアメリカのカリフォルニアにある半導体製造会社で、CPUを指すことが多いです。独自の開発により誕生したamdは、コストパフォーマンスの良さが特徴になります。
Intelと比べると価格がリーズナブルなので、自作でパソコンを作る場合にもよく使われています。Intelと比較すると演算処理の速さは劣るものの、内蔵されているGPUの性能は高いです。
おわりに
今回は、CPUの性能についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
やはり、CPUのシェアはintelが1位ですが、グラフィックを重視する人の中にはamdを選択する人も多く、優れたGPUのおかげで美しいグラフィックを楽しむことができます。
ぜひ、ご自身の使い方にあったCPUを選んで、使ってみてくださいね。