きちんとエアコンが作動しているはずなのに、全然涼しくならないなぁと思うことありませんか?
多くの人が、すぐに故障してしまった!と思いがちですが、実はそれ以外にも原因があるので、原因を知り、対策ができるようにしておくととっても便利ですよ。
エアコンが冷えない原因
エアコンが冷えない!となると、とっても焦りますよね。
修理代はどうしよう!?買い換えないとダメ?など色々不安になるかもしれませんが、案外自分でどうにかなっちゃう原因って多いのです。
なので、エアコンが冷えない原因の中でも多いものを紹介していきます。
原因①フィルターの汚れ
最も多い原因です。エアコンを長年使用していることによって、フィルターにホコリや汚れが付着していて、思うように温度を下げることができないのです。
なぜなら、本来冷たい空気はフィルターを通して排出されるところをホコリや汚れでせき止めているわけですから、当然きちんと空気を排出することはできません。
さらに故障しているわけではないので、エアコンは一生懸命設定された温度まで部屋を冷やそうと努力します。そのため、想定以上に電力を消費して効率が悪くなっていってしまいます。
コストが増える上に、ホコリや汚れが付着したフィルターにはカビが発生しやすいので、排出される空気はとても汚いです。最も多い原因であり、早急に対応が必要な原因です。
原因②エアコンの能力以上の設定
機械は必ず、キャパが決まっています。それ以上機能させようとすれば、結果的に故障が待ち受けています。
エアコンも同じで、例えば6畳までしか部屋を冷やすことができないのに、16畳の部屋を冷やそうとしていれば、室温は低くなりにくいです。
部屋の広さがエアコンの能力より広い場合も隅々まで冷たい空気が行き渡らないので、不満に感じるのです。そもそも、エアコンを購入する際に自分の部屋が何畳なのかを把握することが大切です。
原因③室外機の環境問題
フィルターの汚れの次に多い理由が、室外機のトラブルです。例えば、周辺に物が置かれていたり、直射日光が当たると言うような状況だと、思うようにエアコンの効きが良くならないことがあります。
室外機を置いている環境によっては、せっかく暖かい空気を室外に出すものなのに、逆に室内に暖かい空気を入れてしまうことになるので、注意が必要です。
また、室外機は外にあるので、落ち葉や雑草のつるなどが室外機を覆っていたりすると、エアコンが動作不良することもよく聞く話です。
エアコンが冷えないときの対策
色んな原因がある中、それらに対してどのような対策があるのでしょうか?
自分だけでも簡単に対策ができるので、知っておくと便利ですよ。
対策①月に1度の清掃
フィルターの汚れはエアコンにとっては大敵であり、部屋が冷えない原因の第1位でもあるので、清掃はかなり重要なポイントです。
ただ、毎週毎週清掃する必要はなく、1ヶ月に1度しっかりと清掃するようにしましょう。
その際は、掃除機、歯ブラシと中性洗剤を使用して綺麗にできます。フィルターが綺麗だと、綺麗な空気が室内に入り込むので、体のためにも絶対にした方が良いですよ。
対策②思い切って買い替え
エアコンの機能のキャパを超えている場合は、例えば自分が住んでいた部屋から引っ越した際に同じエアコンを持ってくると、このような状況になりやすいです。
以前住んでいた部屋と同じくらいの広さであれば問題はありませんが、広くなった場合は要注意です。
できるのであれば部屋の広さにあったエアコンの機能をしっかりと利用できるように、買い換えるのも一つの手です。
対策③室外機の周辺をチェック
もともと、室外機というのは部屋の暖かい空気を逃がすために存在しています。なので、室外機の周辺がごちゃごちゃしていると当然、役割を果たせなくなります。
対策としては、室外機の周りに物を置かない、落ち葉などが室外機に被っていれば全て綺麗にすること。
また、室外機の周りに生えている雑草もしっかりと綺麗にしましょう。もし、直射日光が当たっているせいでどうにもならない場合は、室外機に水をかけても効果がありますよ。
おわりに
エアコンの不具合というのはそう珍しいものではありません。
すぐに故障だと判断せずに、いったん自分でできることを全てしてみてください。
それでも改善されないようであれば、そこで初めて修理の依頼をすると余分な費用がかからずに済みます。