高速道路の料金を調べるときに、「利用する高速道路は?」「どのインターで乗り降りするか?」「どのルートが安いか?」と迷ってしまうことがありますよね。
ここでは、「高速道路の料金」や「地図の調べ方」を分かりやすくまとめました。
また、記事の後半では「高速道路の割引方法」についてもお話ししているので、ぜひご活用くださいね。
料金の検索方法(ルート・地図・IC・料金表から等)
料金の検索方法にもいろいろあります。
基本的に一番使いやすいのは、「出発IC」と「到着IC」を入れて検索する方法です。通常料金とETC料金も出てきます。
大まかな場所で検索したい人は「地図から検索」、「料金表」を見て確認したい方は、「料金表のダウンロード」などの方法が良いと思います。
「出発IC」と「到着IC」を入れて検索
乗り降りするIC(インターチェンジ)の名称がわかっている場合は、この検索方法が一番便利かと思います。
各エリアごとに検索できます。
- 東日本エリアの料金検索(東日本高速)
- 中日本エリアの料金検索(中日本高速)
- 西日本エリアの料金検索(西日本高速)
地図から検索
「ICの名前がわからない」「大まかな出発地と到着地から探したい」という方は地図から検索がおすすめです。
こちらも、北海道から東日本〜西日本、九州・沖縄地方までエリアごとに検索できます。
- 北海道の高速料金(「全国」の右側「北海道地方」を選択)
- 東日本高速道路(地図から検索)
- 中日本高速道路(地図から検索)
- 西日本高速道路(地図から検索)
- 九州・沖縄の地図検索(西日本高速)
高速道路の「料金表」(早見表)
高速道路の料金表も、各エリアごとにPDFをダウンロードすることができます。
「軽・二輪」「普通車」「中型車」「大型車」「特大車」でそれぞれ料金が異なりますので、ご注意ください。
- 東日本エリアの料金表(東日本高速)
- 中日本エリアの料金表(中日本高速)
- 西日本エリアの料金表(西日本高速)
- 東名高速等の料金表(中日本高速)
- 福岡都市高速の料金表(福岡都市高速・北九州都市高速)
※福岡都市高速・北九州都市高速はPDFがありません。
利用する高速道路から検索
主要な高速道路、よく検索するときに迷ってしまう高速道路についてまとめます。
ETCでの高速料金検索について
ETCの料金を調べたい場合は、先にご紹介した「ICから検索」で通常料金と一緒に表示されます。ETC割引の料金も表示されるのでとても便利です。
また、「地図から検索」「料金表」でもETC料金は確認できますので、使いやすい方を利用してください。
- 「出発IC」と「到着IC」を入れて検索
- 地図から検索
- 高速道路の「料金表」(早見表)
高速道路料金の消費税について
明記されていないので不安になる方も多いと思いますが、検索等で表示される料金はすべて消費税を含んでいます。
消費税の増税に伴って、高速料金もアップすることもあります。
高速道路の通行料金は高速道路をご利用することに対する対価であり、消費税法における課税対象取引です。
高速道路の割引について
(※画像は西日本高速について)
高速道路の割引サービスは、各高速道路会社によって異なりますが、基本的な割引の仕組みは同じです。
基本的にETCカードを利用することが条件となります。
- 平日朝夕割引
- 深夜割引
- 休日割引
- ETC2.0割引
- ETCマイレージポイント
- 回数券
- 障害者割引
各種割引の詳細
割引の内容は高速会社ごとに異なりますので、詳しくは下記をご覧ください。
ETC2.0割引について
「ETC2.0割引」という最近できた割引がありますので、少しだけご説明しておきます。
ETC2.0とは?
ETC2.0とは、従来のETCシステムのグレードアップ版です。
通信機能の高いETC2.0対応の機器をカーナビと連動させて、今までの「有料道路の自動決済」だけでなく、より広く範囲の細かい情報をリアルタイムでナビに反映させることができます。
より広い範囲の渋滞や事故情報、天候などがリアルタイムで届き、ベストな経路を提示してくれます。
ETC2.0割引とは?
ETC2.0の本格導入に合わせて、一部の地域ではありますが、ETC2.0に割引が適用されるようになりました。
現在は圏央道に限られていますが、圏央道利用者は利用料金が約2割引となります。
ETC2.0は、高速道路の運転が快適になり、一時退出が可能になったり(一時退出について)、一部地域で割引も受けられるので、利用者にとってはメリットばかりですが、導入費用が1〜2万円ほどするので、割引と合わせて考えてメリットがある方は導入してみても良いと思います。