静岡県東部に位置する伊豆半島は、都心からも近く、国内有数の温泉地としても有名です。
でも、伊豆の魅力は温泉だけではありません。
今回は、山と海に囲まれ観光王国とも称される伊豆の人気スポットやおすすめの観光マッップをご紹介したいと思います。
伊豆シャボテン動物公園
伊豆シャボテン動物公園は静岡県伊東市にある、動物とサボテンを中心としたテーマパークです。
「シャボテン公園」の由来の通り、園内では約1500種類のサボテンや多肉植物が栽培されており、自分で選んだサボテンをその場で寄せ植えにして持ち帰る事のできる「シャボテン狩り」は世界でここだけしか楽しむ事のできない催しです。
また、色々な種類の動物達と触れあえるのも同施設の魅力です。
大小9つの島と沿岸をボートで巡り、動物達の生態を観察したり、餌をあげたりできる「アニマルボートツアーズ」は子供達にも大人気のアトラクションです。
(※園内マップも記事の後半でまとめてご紹介します。)
営業時間
・9〜17時(3月~10月)
・9〜16時(11月~2月)
※いずれも最終受付は閉園時間の30分前
料金
・大人(中学生以上)・・2300円
・小学生・・・・・・・1100円
・幼児(4歳以上)・・・400円
※割引情報はこちら
住所:静岡県伊東市富戸1317-13
アクセス
・伊東駅から東海バスで約35分
・伊豆高原駅から東海バスで約20分
修善寺
修善寺は静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺院です。修善寺温泉発祥のお寺で、温泉場の中心にあり、807年に弘法大師空海により開かれました。
1年を通して人気の観光スポットですが、特におすすめなのは秋です。修善寺には伊豆随一とも言われる紅葉の群生林があり、11月中旬から12月上旬には燃えるような紅葉を楽しむ事ができます。
修善寺の観光エリアは街を流れる桂川沿いの修善寺温泉街ですが、川岸には数々の温泉宿や飲食店が立ち並び、真っ赤な欄干の橋が目に鮮やかです。
弘法大師が手にした独鈷杵で湧き出させたとされる「独鈷の湯」、独鈷の湯の側にある楓通りから、滝下橋までを繋ぐ風情溢れる遊歩道「竹林の小径」、その昔、修善寺で暗殺された源頼家を弔うため、母・北条政子が建立した菩提所「指月殿」など、歴史を感じられる見所が多数あります。
アクセス
・修善寺駅からバス『修善寺温泉行き』で約8分、終点修善寺温泉駅下車
・東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆中央道、修善寺道路で約30分。
伊豆高原
宿泊施設やリゾート施設をはじめ、多くの美術館や博物館を擁する伊豆高原は、美しい自然の中でスポーツやアクティビティなども楽しめるため人気です。
その中でも、伊豆高原のシンボルとも言えるのが「大室山」。標高580mの山頂に直径300mの噴火口を持つ休火山で、2010年には国の天然記念物に指定されました。
大人500円、小人250円(往復)で利用できる登山リフトを使って山頂に至れば、富士山をはじめ南アルプス、伊豆七島、房総半島まで見渡せる360度のパノラマが開けます。
下田のお寺や遊覧船
下田市は伊豆半島の南部東側に位置し、エメラルドグリーンの海と白浜が人気のスポットです。
ペリー提督率いる黒船来航に端を発する日本最初の開港場としても有名で、日本最初の米国総領事館が開設された「玉泉寺」、ペリー提督一行との応接所兼幕府との交渉場所となり、日米和親条約の細かい取り決めである下田条約が結ばれた「了仙寺」など、開国にまつわる史跡なども数多く残されています。
また、黒船「サスケハナ号」に乗り、下田港を約20分かけて遊覧する下田港内めぐりは大人から子供に至るまで人気で、秋から春にかけては船からカモメの餌付けを体験する事ができます。
伊豆七島
伊豆七島とは、「伊豆大島」「利島」「新島」「神津島」「三宅島」「御蔵島」「八丈島」の七島を指します。
- 伊豆大島:ツバキをはじめとした花の島として有名
- 利島:伊勢えびやサザエなどの海産物が有名で、イルカウォッチングも楽しめる
- 新島:青い海と白い砂浜が美しい羽伏浦海岸
- 神津島:伊豆諸島の神々が話し合いに集まったという伝説があり、海水浴や磯遊びが楽しめる
- 三宅島:釣り・ダイビングなどのアクティビティが人気
- 御蔵島:野生のイルカと一緒に泳げる「ドルフィンスイム」が有名
- 八丈島:南国情緒に溢れ、7つの温泉を楽しむ事ができる
伊豆のおすすめ観光マップ!
伊豆に行くなら、手元に観光マップがあると便利ですよね。
ここでは、伊豆の「全体マップ」「温泉マップ」をご紹介します。
伊豆・箱根・富士イラストマップ
伊豆・箱根・富士エリアの観光スポットを分かりやすいイラストでまとめた観光マップです。
旅行の計画を立てる際にも、位置関係が分かりやすくて重宝しますし、車で移動するときなどは特に、手元に持っておくと便利ですよ!
東伊豆町観光協会の公式ページからダウンロードできますので、ぜひご確認ください。
伊豆松崎温泉郷マップ
温泉地の観光マップでは、こちらが便利です!
松崎町観光協会のHPからダウンロードページに移動できます。
伊豆の天気とおすすめの服装
静岡県は日本一の標高差を持つ県で、地域による寒暖差、天候による寒暖差がありますので注意が必要です。
月ごとの服装の目安をまとめましたので、伊豆に出かける前にはチェックしておいてくださいね。
また、計画を立てる際には、10日間の天気をチェックしておくと良いでしょう。
月 | 服装の目安 |
1月 | 寒くなりますのでコートが必要です。 |
2月 | マフラー、手袋が必要な日もあります。 |
3月 | 厚手のジャケットやコートが必要です。マフラー、手袋が必要な日もあります。 |
4月 | 少し暖かくなってきますが、カーディガン、ジャケットなどは準備しましょう。 |
5月 | まだ長袖が必要です。薄手のカーディガン等、羽織るものを持って行きましょう。 |
6月 | 半袖でも大丈夫ですが、長袖のシャツも用意しておくといいでしょう |
7月 | 暑くなってきますので、半袖で十分です。 |
8月 | |
9月 | 半袖のシャツで良いですが、長袖も一応用意しましょう。 |
10月 | 長袖のシャツや薄手のカーディガンが必要です。 |
11月 | セーターなどで重ね着した方が良いです。コートが必要な日もあります。 |
12月 | ジャケットやセーターが必要です。コートが必要な日もあります。 |
おわりに
今回は、伊豆のおすすめ観光スポットをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
伊豆には温泉、景勝地、アトラクション、グルメなど、様々な種類の観光名所がそろっています。
日帰り、宿泊どちらにも適しており、大人から子供まで楽しめるスポットとなっていますので、リフレッシュも兼ねて遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。