手紙の書き出しは季節ごとに違うので、どのようなことを書けば良いのか考えてしまう方もいらっしゃると思います。
ここでは、7月上旬(初旬)の手紙の書き出しについて、例文をまとめていこうと思いますので、ぜひ参考にしてください。
丁寧な挨拶の書き出し
7月上旬の手紙の書き出しには、「白南風」や「梅雨明け」「青空」などのキーワードが使えますね。これらのワードを使った書き出しを考えてみてください。
例文
- 長引く梅雨に、さわやかな夏空の待ち遠しい日々が続いております。
- 雨後の緑がひときわ濃くなったと感じられる今日この頃、お健やかにお過ごしのことと存じます。
- 憂うつな梅雨も明け、青空がひときわ爽快に感じられる今日この頃です。
- 白南風が、ようやく梅雨明けの知らせを届けにやってまいりました。
- ようやく梅雨が明けたばかりですのに、早くも近年にないほどの猛暑に襲われております。
- 梅雨も明け、夏本番となりました。ご健勝でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
- 寝苦しい夜が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
一般的な挨拶での書き出し
７月のキーワードとして、「夏本番」「海開き」「山開き」などを使っています。
例文
- 暗うつな空を仰ぎつつ、梅雨明けの知らせを待ちわびる今日この頃です。
- 七月に入りましたものの、まだ明けやらぬ梅雨には、少々きもふさぎがちな今日このころです。
- 雨上がりに見る草木のすがすがしい今日この頃です。
- 長かった梅雨もようやく開け、いよいよ夏本番となりました。
- 待望の夏がいよいよやってまいりました。
- 梅雨も明け、海や山の恋しい季節となりました。
- 梅雨の明けた途端、にわかに日差しも強くなってまいりました。
- 海開き、山開きの時期を迎え、いよいよ本格的な夏の到来となりました。
- 夏空がひときわまぶしく感じられる季節となりました。
- 七夕の短冊にお願い事をしたのが、懐かしい季節となりました。
- 夏はまだ始まったばかりというのに、うだるようなこの暑さに早くも音を上げております。
親しい方への挨拶での書き出し
「夏休み」や「七夕」「天の川」などが７月のキーワードですね。
例文
- もうすぐ夏休みですが、今年の予定はもうお決まりですか。
- 待ちに待った梅雨明けも、もうすぐです。
- うっとうしい梅雨が明ければ、いよいよ夏も本番です。
- 七夕の夜は子供たちと、夜空にかかる天の川を眺めて過ごしました。
- 浴衣を新調し、今から夏休みを楽しみにしています。
- 帽子と日傘なしには歩けない、強い日差しの降り注ぐ毎日です。
- 待ちに待った梅雨明けで、山開き海開きのシーズンです。お元気ですか。
- 連日の熱帯夜に閉口する今日この頃、お元気でしょうか。
おわりに
ここでは、７月上旬の手紙の書き出しを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
例文をそのまま使ってもいいですが、ご自分でアレンジしても良いと思います。
また、７月中旬・７月下旬の手紙の書き出しについてもまとめましたので、下記のページもぜひご覧ください。
・手紙の書き出し 7月上旬
・手紙の書き出し 7月中旬
・手紙の書き出し 7月下旬
・手紙の結び 7月
・手紙 時候の挨拶 7月
