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缶詰の賞味期限について

缶詰の賞味期限について

缶詰は誰もが食べたことがあるもので、基本的には保存食とされています

現在ではフルーツや色々なものが缶詰になっていて、保存にもいいですし、買いだめしておいて料理などに使ったり、最近では、震災などで被害があったりするので、保存食に用意しておくなどの多種多様な使い方ができる優れものです。

今回は、そんな缶詰についてご紹介させて頂きます。

賞味期限切れの缶詰の注意点

皆さんは缶詰を買うときに何を気にしていますか?缶詰に書未期限があることはご存知ですよね?缶の蓋の部分に印字されています。買う時に確認しますが、保存した後は、あまり気にしないことが多いのではないのでしょうか?

缶詰はそもそも保存期間がすごく長いもので、昔で考えると、10年たっていても大丈夫なんて言っていましたが、賞味期限切れの缶詰には注意点があります。

もちろん封をしたまま未開封のものに関しては、少しくらい過ぎていても、問題なく食べることはできるようですが、そこは後は自己責任になりますのでご注意ください。

賞味期限切れの缶詰を保管していて事故も起きています。8年前に購入した缶詰が突然破裂したとか、膨張していて開けたら中身が噴出してしまったとか、10年前に購入した缶詰が、粉々に粉砕していたなど、一つ間違えれば大事故につながるかもしれませんので、ある程度のものは、処分してください。

缶詰が長期保存可能な理由

缶詰が長期保存可能な理由

缶詰と言ったらなんといっても保存期間の長さが魅力です。保存食としては最適ですが、ついつい買ったことも忘れてしまうこともありますよね。
缶詰の賞味期限が長く、長期保存ができる事には、製造の工程に秘密があります。

工程自体は、食材を調理する。燗に食材を詰める。空気を抜く。密封してしまう。熱で殺菌するなどの工程があります。

この中の簡易蓋をしたら、中に空気が入らないように密封をします。その密封した状態で缶に熱を通して消毒をおこないます。熱消毒をすることによって、缶の中身が無菌状態になります。このことが、缶詰の長期保存が可能な最大の理由になります。

缶の中に微生物などもいない状態ですから、冷蔵庫に入れたりしなくても腐敗しないということです。

缶詰の一般的な賞味期限

缶詰の一般的な賞味期限

缶詰の一般的な賞味期限は、水産の缶詰は製造日から約3年ほどで、果実の缶詰や野菜の缶詰は2年から3年畜産の缶詰は3年と言われています。
中身によって違いはありますが、一般的には賞味期限を3年としているそうです。ですが、この賞味期限が3年間というのは、未開封というのが条件です。

ですから、忘れてしまう場合もありますが、缶詰は大体2年から3年たつと賞味期限が来てしまうことを覚えておくと良いと思います。

これは、あくまでも、缶詰をおいしくいただける目安ですので、あまり長期間保存しすぎると味も落ちると思います。

後は、賞味期限が過ぎたものでも、消費期限というものがありますので、それを超えていなければ一応食べることはできます。賞味期限は、おいしくいただける期間で、消費期限はそこまでに消費してくださいという期限ですので、消費期限を超えたものに関しては、食べないようにしてください。

缶詰の保管場所について

缶詰の保管場所について

缶詰は、開封していなければ賞味期限が過ぎているものに関しても食べることはできます。ですが、その食べることができる事にも条件があります。

それは、保存方法です。適切な環境で保存していることが大切なことです。適切な環境と、湿気などが少なくて、なおかつ直射日光が当たらない場所。冷暗所です。

これを守ることによって一番長いもので114年間保存されていたという記録もあるそうです。異臭や腐った風味を感じることもなく、食べることができたということですごいことですね。

最適な環境で保存をしていれば、5年や10年ぐらいのものは大丈夫そうですね。ですがあくまでも、自己責任ですので、十分にお気をつけください。

おわりに

最近の缶詰は侮れないほどおいしくて、調理されているものは、本当においしくいただくことができますし、果物などは、すぐに腐ってしまうこともありますが、缶詰だとそんなことも気にすることはありません。

缶詰を上手に使って、日々の生活や食事に活かしましょう!