インターネットで歌詞を検索して、自分で歌詞を覚えるためにコピーしようと思ったら、文字の選択や右クリックができないようになっていますよね。
今回は、そんな歌詞のガードがかかっている場合のコピー方法をご紹介したいと思います。
ネットで歌詞を検索できるサイト
ネットで歌詞を検索できるサイトで有名なのは、この3つですかね。
これらのサイトで検索すれば、大抵の曲は見つけられると思います。
ネットで歌詞をコピーする方法
なぜこの方法でコピーできるようになるかは後ほどご説明しますが、とりあえずコピーしたいという方は、この手順どおりやってみてください。
①Google Chromeでデベロッパーツールを開く
グーグルクロムで、デベロッパーツールを開きます。
下記のショートカットキーで簡単に開くことができます。
- Windows:F12
- Mac:Command+Option+I
②「setting」をクリック
右上にある「縦3点マーク」から「Setting」をクリックします。
③「Disable JavaScript」にチェック
Debuggerの「Disable JavaScript」にチェックを入れます。
④ページの更新
ページを更新(再読み込み)します。すると歌詞のコピーができるようになります。
歌詞をコピーし終わったら、チェックを外してJavaScriptが機能するように戻しておきましょう。
なぜこれだけでコピーできるようになるの?
デベロッパーツールとは
デベロッパーツールとは、Google Chromeのツールの1つです。
このデベロッパー(開発者)ツールはWebデザインなどをしているデザイナーさん達がサイトの修正などに使っているものです。
Chrome以外のブラウザでも使うことはできますが、一番操作がシンプルでわかりやすいのがChromeなので、今回はChromeをご紹介させていただきました。
JavaScriptとは
JavaScriptはプログラミング言語の1つです。ネット上のクログラミングのほとんどは、JavaScriptが使われています。
歌詞サイトでコピーができないのは、JavaScriptでコピーできないようにプログラミングしているからです。
今回紹介方法では「Disable JavaScript(JavaScriptを無効にする)」にチェックを入れることで、そのコピーガードのプログラムを解除しているため、コピーできるようになるのです。
コピーし終わった後は、このJavaScriptを有効に戻しておかないと、別の場面でサイトがうまく表示されないなどの不具合が起こる可能性がありますので、戻し忘れないように気をつけてくださいね。
歌詞のコピーは著作権違反?
歌詞のコピーは違反かどうか?と思われるかもしれません。
でも、自分で歌詞を参照したり覚えたりするためにコピーするのは、「私的使用目的の複製(著作権法30条1項本文)」にあたり、著作権の承諾は必要ありません。
ただし、不特定多数に公開するのは著作権違反になりますので、絶対にやらないでくださいね。たまに、ブログで公開している方もいますが、あれもダメですよ。
おわりに
今回、ネットで歌詞をコピーする方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
歌詞をコピーしてネットで公開するなんてことは、もちろん著作権違反になります。
この手法を使うときは、自己責任でお願いしますね。