熊本の観光旅行は、歴史的にも有名な熊本城を始め、阿蘇山や菊池渓谷など自然を満喫できるスポットがたくさんあります!
今回は、そんな熊本のおすすめ観光スポットや便利な観光マップについてまとめていきますので、ぜひ楽しんで旅行の計画を立ててくださいね!
熊本のおすすめ観光スポット
熊本城
1607(慶長12年)、茶臼山とよばれた丘陵地に加藤清正が当時の最先端技術と労力を投じて築城したのが、名城【熊本城】です。熊本城は築城から400年以上が経過し、波乱と栄華に満ちた400年を現代の私たちに伝え続けてくれています。
熊本城は別名【銀杏城】とも呼ばれています。天守閣前広場には、その由来となった大イチョウがあり、これは加藤清正のお手植えと伝えられているそうです。しかし、当時のイチョウは西南戦争直前に焼失してしまっており、現在のイチョウは燃えたあとから芽生えたものだそうです。
熊本城は平成28年4月に起きた地震によって大きな被害を受けました。そのため、現在は多くの部分で立ち入ることができません。
住所:熊本市中央区本丸1-1
アクセス:
最寄り駅は市電の熊本城・市役所前
バスの場合は交通センターというバス停を目指してください
どちらも熊本城まで徒歩10分です
白糸の滝交流館 糸舞季
熊本県阿蘇郡西原村大字河原3460番地にある白糸の滝交流館「糸舞季」は、河原の滝地区に平成18年5月に完成した交流施設です。
- 交流館の1階部分では滝の清流を間近にしながら、流しそうめんを楽しむことができます。
- 2階部分では、流れ落ちる滝を見ながら地元で採れたおにぎりなどを味わうことができます。
白糸の滝一帯は夏場でもとても涼しく、夏の季節にはぴったりの観光スポットですよ。ぜひ熊本に行かれた際には、涼を求めに訪れてみてください。
村内に鉄道路線はありませんで、阿蘇くまもと空港からタクシーで15分くらいかかります。最寄り駅からはかなり遠いので、自家用車でない方はタクシーがおすすめです。
草千里ヶ浜
阿蘇市にある草千里ヶ浜は、噴煙を上げる中岳を望み、絶好のロケーションを誇る観光スポットです。阿蘇駅からバスで35分のところにあります。広大な草原が広がり、雄大な景色が広がる草千里ヶ浜。
中央の大きな池や放牧された馬、緑鮮やかな景色などが私たちをとても癒やしてくれます。また、四季折々にみせる姿が変わるため、いつ訪れてもすばらしい景色が広がっていること間違いなしです。ここは阿蘇の代表的な風景の一つでもあるため、多くの歌人によって広大な風景が歌われてきています。
この草千里ヶ浜では乗馬体験をすることも可能です。雄大な景色を眺めながらする乗馬体験は、きっと格別ですね。
阿蘇山ファームランド
阿蘇山ファームランドは阿蘇郡南阿蘇村にある公園です。園内には宿泊施設もあるため、遊び疲れてもそのまま泊まることができます。癒しのスポットとして多くの温泉やスパもあります。アスレチックのような遊ぶ施設や動物と触れあえる施設などもあり、子供からおとなまでが十分満喫できる観光スポットです。
この阿蘇山ファームランドでは、まんまるドームホテルが人気のスポットとなっており、訪れた人々からロマンチックだと好評だそうです。また施設全体が、まるで不思議な森に迷い込んだようなメルヘンな気持ちにさせてくれる雰囲気があり、日常とまた違った感覚を味わうことができます。
豊肥本線赤水駅から車で約7分のところにあります。自家用車ではない人は、タクシーでいくのがおすすめです。
阿蘇山ロープウェイ
阿蘇市の名峰、阿蘇山の火口縁にかかるロープウェイは、熊本にいったらぜひ訪れてほしい観光スポットです。九州産交ツーリズム株式会社が運営しており、阿蘇山西駅の2階には阿蘇の式の風景や噴火を疑似体験できる屋内プロジェクションマッピング「阿蘇スーパーリング」があります。
阿蘇山ロープウェイは1958年から営業を開始しました。実はこのロープウェイは、全世界で初の活火山に架けられたロープウェイなんです。公式サイトによると高低差108mを約4分で結んでいるそうです。阿蘇山の噴火警戒レベル1の間のみ運行されており、レベル2以上の場合は運休しています。
阿蘇駅から阿蘇山西駅(阿蘇山ロープウェーのりば)までバスが出ていますので、産交バスのホームページを参考にしてみてください。
阿蘇神社
阿蘇神社は阿蘇市一の宮町宮地にあり、JR豊肥本線宮地駅から徒歩約15分です。社記によれば、阿蘇神社の創立は紀元前282年ころだと伝えられています。ですから、約2300年の歴史があるのです。
この阿蘇神社は、古来より阿蘇山火口をご神体とする火山信仰を融合とし、肥後国一の宮として崇敬をあつめてきました。阿蘇神社の宮司職を世襲する阿蘇氏は、日本でも有数の旧家と知られています。
神殿や楼門などの6棟は、国の重要文化財に指定されています。中でも楼門は日本三大楼門の一つともいわれているそうですよ。
しかし、平成28年の熊本地震により、楼門や拝殿が倒壊するなどの大きな被害を受けました。重要文化財に指定されている社殿も甚大な被害を受けており、現在も復旧工事が進められています。
黒川温泉
黒川温泉は、阿蘇郡南小国町にある温泉です。阿蘇山の北に位置し、全国屈指の人気温泉地で知られています。2009年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで、温泉地として異例の二つ星で掲載されました。
泉質は硫黄泉で、温泉街の比較的浅い地層から80~98度の源泉が沸いています。田の原川の渓谷の両側に24軒ほどのこじんまりとした和風旅館が建ち並ぶ姿は、まるで昔にタイムスリップしたようです。ほとんど旅館に露天風呂があり、旅行者は入湯手形を購入することで3ヶ所まで選んで入浴することができます。
熊本市や別府市からは九州横断バスが利用できますので、ぜひ訪れてみてください。
上色見熊野座神社
阿蘇郡高森町にある上色見熊野座神社は、南阿蘇鉄道高森駅より車で10分ほどいったところにあります。参道には100基近くの灯籠が並ぶ姿は壮観です。神殿後方の穿戸岩には、健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴があります。
穿戸岩は巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として【合格・必勝】のご利益があると評判だそうです。
また御神木の「なぎ」も商売繁盛にも繋がる縁起がよい木として有名です。
八代城跡
八代市松江城町にある八代城は、加藤清正の子どもである加藤忠広が幕府の許可を得て築城した平城です。元和8年(1622年)に築城された八代城とその城下町八代町は、今もなお江戸時代の姿をとどめているといわれています。
築城当時からある周辺のお寺や神社は、現在も同じ位置に存在します。そのため、八代城跡は今も八代市中心部のシンボルとなって歴史公園として親しまれ続けています。
この八代城は寛文12年(1672年)に落雷で焼失したあと、再建されないままとなりました。現在はお堀と石垣の一部が残るのみとなっており、本丸跡には明治16年(1833年)に八代宮の社殿が落成しました。
八代城跡には、JR鹿児島本線八代駅より徒歩30分程度で行くことができます。
樅木の吊り橋
八代市泉町樅木にある、長さ72メートルの「あやとり橋」と一段低い場所に架けられた長さ59メートルの「しゃくなげ橋」は、総称して「樅木の吊り橋」と呼ばれています。二つの吊り橋が平行して架かっていることから「親子橋」ともよばれているそうです。
歩くとロープがぎしぎしときしみ、いわゆるみなさんが想像している吊り橋そのままです。床板からの隙間から険しい谷間がのぞくので、1度でも下を見ると足がすくんで動けなくなるかもしれません。
樅木の吊り橋へは車でしか行くことができませんので、レンタカーなどで行くことをおすすめします。
熊本のおすすめ観光マップ
熊本に行くなら、手元に観光マップがあると便利ですよね。
ここでは、熊本の「交通アクセスマップ」「あるける観光map」をご紹介します。
熊本の交通アクセスマップ
伊豆・箱根・富士エリアの観光スポットを分かりやすいイラストでまとめた観光マップです。
旅行の計画を立てる際にも、位置関係が分かりやすくて重宝しますし、車で移動するときなどは特に、手元に持っておくと便利ですよ!
熊本のあるくあるける観光map
車を使わないルートでは、こちらが便利です!
おわりに
今回は、熊本のおすすめ観光スポットや便利な観光マップについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
このように、熊本は歴史的な観光名所から自然豊かなスポットまでたくさんあるので、ぜひ熊本旅行を楽しんできてくださいね!