睡眠

耳栓をして眠るのは体に悪い?睡眠時のメリットとデメリット

耳栓をして眠るのは体に悪い?睡眠時のメリットとデメリット

夜眠る時に周りの音が気になってしまい、眠れなくなってしまうことがありますよね。

そんな時は、単純な対策ですが耳栓が役に立ちます!

耳栓は勉強や仕事中に周囲の音を遮断し、集中するためなどによく使われていますが、遮音性がとても高いため睡眠時に利用する人も多いアイテムです。

今回は、睡眠時における耳栓のメリット・デメリットをご紹介していきます。

耳栓とアイマスクで睡眠時間を1時間短縮!?

耳栓とアイマスクで睡眠時間を1時間短縮!?

実際に睡眠時に耳栓とアイマスクをつけるようになってから、睡眠時間を1時間短縮できたという方もいらっしゃいます。

1日8時間寝ても足りなかったのが、耳栓とアイマスク着用後は7時間の睡眠でもスッキリと目覚めることができているのです。

これを裏付けるように、近年行われた「睡眠薬などの薬を使わずに睡眠を改善する方法はないのか?」という研究テーマでも、下記のような結果が発表されています。

  • 耳栓アイマスクなどの非薬理学的介入が睡眠促進に有益な効果をもたらす
  • 耳栓とアイマスクを着けて眠ると睡眠ホルモンであるメラトニンが多くなり、逆にストレスホルモンのコルチゾールが低くなる

耳栓をして眠るメリット

耳栓は、睡眠時の騒音やいびき、歯ぎしりの音などの周囲の雑音を遮断し、スムーズに眠りにつくことができるようになります。

脳は寝ている間にも周囲の音を感じているため、音を遮断することでより深い眠りにつくことができるのです。

ですので、普段それほど大きな騒音には悩まされていない方でも、耳栓をつけることで睡眠の質がアップし、スッキリ目覚められるようになることが多いです。

耳栓をして眠るデメリット

デメリット1.耳の違和感

デメリット1.耳の違和感

耳栓で音を遮断して、睡眠の質を高めることをお話ししてきましたが、耳栓を着けたときに違和感があると、逆に睡眠の質を下げてしまうことがあります。

ほとんどの場合、1週間ほど着けている間に慣れてくると思いますが、もし1週間以上違和感が続く場合、耳に合っていない可能性があるので、変えてみた方が良いかもしれません。

睡眠時に使う耳栓は、長時間の使用や寝返りを打つことを想定し、耳に負担がかかりにくい柔らかい素材でできているものがおすすめです。

デメリット2.目覚ましに気付かない

デメリット2.目覚ましに気付かない

アイマスクと耳栓をしてしまうと、「目覚ましに気づかなくて寝過ごしてしまうのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。

ただ、耳栓といっても完全に音をシャットアウトするわけではないので、通常の音量の目覚ましで起きることは十分可能です。

どうしても心配という方は、振動タイプの目覚まし時計がありますので、こちらを使ってみてください。

また、そもそも音による目覚まし時計は実は体に悪いので、振動タイプの目覚まし時計は耳栓を使わないという方にもおすすめです。

ソニックシェーカー

振動式の目覚まし時計の中で、トップレベルの振動力(?)を誇る目覚まし時計です。

音も鳴らすことができますが、音がなくてもバッチリ起きることができます。

クリップで枕に固定できるようになっているので、枕の下に置いてクリップでとめて使うのがおすすめです。

ぶるっとまくら

「ぶるっとまくら」は、音は鳴らずに振動だけで起こしてくれます。

まくらの側面にボタンが付いているので、それを押せばアラーム時刻を設定できます。

おすすめの耳栓「フォームタイプ」

おすすめの耳栓「フォームタイプ」

耳栓にはいろいろな種類がありますが、眠る時におすすめなのは、付け心地が軽く遮音性の高い「フォームタイプ」です。

フォームタイプはスポンジ素材の柔らかい耳栓で、つけ心地が軽く、長時間装着しても負担になりません。

寝る時につけていても違和感が少なく、寝返りを打っても耳が痛くなりません。

ただし、汚れた時に洗うことができないので、1〜2週間使って汚れてきたら、新しいものに交換した方が良いでしょう。

公式サイトを見る

おわりに

今回は、睡眠時の耳栓の効果とおすすめの耳栓についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

いま、睡眠時の騒音に悩んでいる方はもちろん、十分に眠れているという方でも、耳栓をつけることで睡眠の質はアップしますので、ぜひ一度試してみてくださいね。