みなさんは熱帯魚を飼育したことがありますか?
一時期熱帯魚を自宅で飼育することがブームになったことがありましたが、今でも熱帯魚は人気が続いています。
今回はそんな熱帯魚の種類とおすすめの水草についてお話していきたいと思います。
熱帯魚の種類について(淡水と海水)
熱帯魚は、観賞用の中でも小さい部類に入ります。水族館などでもさまざまな熱帯魚が飼育されていますが、実は熱帯魚にも淡水魚と海水魚がいるってご存じでしたか?
淡水魚は河川が主な生育域となります。淡水魚は比較的小さなものが多く、国有種が多いのが特徴です。河川の環境変化は海水よりも大きいので、淡水魚は耐性性をもっています。つまり環境変化に強いということです。
海水魚は大きな種類のものが多く、国有種が非常に少ないのが特徴です。ですが、淡水魚とは比較にならないほど多種多様な種類があります。海水魚は、名前のとおり、海水に生息しています。海は環境変化がほとんどないため、適応力は低いといってもよいでしょう。
人気の種類
熱帯魚には多くの種類がありますが、飼いやすさなどから人気が高いものがあります。
今回はその中からいくつかの種類をご紹介したいと思います。
カージナルテトラ
まずは、代表的な熱帯魚でもあるカージナルテトラです。上半分がブルーで下半分がレッドという、みなさんも一度は見たことがあるくらい有名な熱帯魚です。
非常に温和な性格で、初心者の人でも飼育がしやすいため、入門種として紹介されることが多いです。群れをつくって泳ぐ習性があるので、単体で飼育するよりも何匹かまとめて飼育したほうが泳ぐ姿がキレイかもしれません。
しかし、水槽の中というのは環境の変化があまりないことが多いですよね。そのため、水槽の環境に慣れてしまうと群れなくなってしまうこともあるそうです。
ネオンテトラ
次に紹介するのは、ネオンテトラです。こちらも代表的な熱帯魚のひとつで、カージナルテトラよりも少し小ぶりなのが特徴です。
こちらも温和な性格なので、多種飼いしても他の熱帯魚に攻撃することはほとんどありません。カージナルテトラ同様に群泳するので、多くの数を飼育することをおすすめします。
ゴールデンハニードワーフグラミー
次は、ゴールデンハニードワーフグラミーです。愛らしい姿と泳ぎ方が特徴的で、人気上位になりやすい種類の熱帯魚です。
とてもきれいなイエローの見た目で、長い二本の触角を持っています。単体ではなく、数匹で飼育すると一緒に泳ぎ回る姿が見えるのでオススメです。
この種は、水中に発生するヒドラや水草のカビなどを食べてくれるので、水槽掃除にも最適です!
熱帯魚の水槽用の水草(初心者におすすめ)
アクアリウムショップなどで流通している水草は弱酸性で育つものがほとんどです。そのため、水槽の水質を弱酸性に保つことが、水草飼育には大切です。
初心者には陰生植物の水草がオススメです。強い光量を必要とせず、CO2の添加も不要で、水質にうるさくない品種が多いからです。
代表的なものとしては、アヌピアスナナやミクロソリウムプテロプス、ミクロソリウムナローリーフ、ウィローモスなどがあります。ほとんどが安価なものですが、ミクロソリウムナローリーフは高価な部類に入りますので,注意が必要です。
慣れてきたらおすすめの水草
初心者向けの水草に慣れてきたら、次は中景草に挑戦してみてはいかがでしょうか。
中景草であるクリプトコリネ・ウェンティー・グリーンは、影になっている場所でも育成が可能で,CO2添加もそこまで必要としません。
特徴的な形をしているため、ワンポイントとしても使用できる為、使い勝手がよい水草と言えるでしょう。クリプトコリネのなかでも比較的水質の変化に強いため、初心者が手を出しやすい中景草と言えます。
おわりに
熱帯魚は見ているだけで癒しを与えてくれます。
お世話は必要ですが、お世話すればするほど愛着が出ること間違いなしです。癒しを求めて、熱帯魚デビューしてみませんか?