「自分は十分な貯金ができているのか?」「周りの同じ年代の人は、どれくらい貯金しているんだろう?」と不安になることがありますよね?
今回は、お金を貯めれる人の特徴や年代別の貯金の平均額について、ご紹介していきたいと思います。
100万円貯められない人の共通点とポイント
皆さんは自分が決めた金額をちゃんと貯金できますか?貯金が苦手な人にはどんな共通点があるのでしょうか?
まずは貯金が苦手な人の共通点とポイントを見ていきましょう。
1.目標を決めずに何となく貯金している人
1つめに挙げられるのは「貯金するぞ!」という気持ちはあっても「ひと月に使ってもいい金額」や「ひと月に残す金額」を決めずに何となく貯金している人です。
「100万貯めるぞ」という目標を立てるのはとても良いですが、ただ思っているだけで特に計画を立てないで貯金すると、出費が少なかった月は一見貯金をたくさんできたように思います。
しかし、出費が多かった時(特に急な出費があった月など)に、本来なら貯金するはずだったお金を使うことになり、意識していないうちにそのような積み重ねで、結局いつまでも一定の額から貯金が進みません。
2.出費が把握できていない
2つめはクレジットカードを持っている人に多いですが、「どれだけ使ったのか」または「どれだけ引き落とされるのか」を把握せずにクレジットカードを使っている人はなかなか貯金するのが難しいです。
クレジットカードの場合その場では現金が減ることはないので、ついつい過剰に使ってしまいがちです。
どちらにも言えることですが「100万貯める」という目標をたてるだけではなくて、「毎月いくら貯金する」とか「月に使っていい金額」をあらかじめ決め、決められた金額の中でやりくりできるように心がけることが大事です。
クレジットカードは最近では、アプリから自分が今どれだけの金額を使ったのか見ることもできます。自分でどれだけ使ったのかを把握できない場合はアプリを使ったり、メモをして現状を把握することも大切ですね。
貯金500万を貯めるコツ
では次に100万よりももっと多く貯めなければならない500万は、どのように貯金すればいいのか紹介していきます。
500万円貯金するにしてもまず大切なことは「月にどれだけ使っても良くて、どれだけ貯めるのか」という金額を設定することですが、500万というと100万に比べると貯金するのに時間がかかりますよね。
そこで活用したい方法が、毎月決まった日に貯金する金額を自動的に引き落としてくれる積立定期預金です。
積立の金額は自分の生活に無理のないように設定し、残ったお金でやりくりできるように慣れていけば自然とお金は貯まっていきます!
貯金1000万円を貯めるコツ
ではさらに1000万円を貯める場合のコツを紹介します。上記で紹介したこと実行するのはもちろんのことですが、ほかに「固定費を節約」することをおすすめします。
固定費とは家賃やスマホ代、光熱費などの毎月払っている生活に必要なお金の事です。固定費で節約できる所は結構あって、例えば保険を見直してみたり、格安スマホに変えてみたり、思い切って家賃が安い物件に引っ越すのもアリです!
そしてさらにコツを紹介するとすれば、クレジットカードはできるだけ使わないようにすることです。やっぱり現金を使って目に見えてお金が減っていく方がどれだけお金が減ったか実感できます。
クレジットカードは使っても大丈夫ですが、しっかりどのくらい使ったか管理できるようにし、大きな買い物をする場合に一括で支払うことができるのなら大丈夫ですが、分割にする場合は手数料がかかり勿体ないので、一括で払えない時はできるだけ現金で支払うようにしましょう。
現金で支払う場合、小銭ができることもあると思いますが、小銭だけの貯金でもコツコツと貯めていけば大きな貯金へ繋がります。「小銭なんて…」と思わず、「財布に入っているだけでなかなか使ってないな」と思ったら、迷わず貯金にまわしましょう!
このようなことをコツコツと続けることで、自分が目標とする貯金額を貯められるように続けていきましょう。
年代別!貯金の平均額
最後に、年代別の貯金の平均額をご紹介します。
年代 | 貯金の平均額 |
20代 | 180万円 |
30代 | 400万円 |
40代 | 600万円 |
50代 | 1100万円 |
60代 | 2200万円 |
このように、20代や30代は給料が少ない・貯金をする意識が少ない・子育て等にお金がかかるという理由から、平均の貯金額は少なくなっています。
50代になると、仕事も家庭も落ち着き、自然と貯金に回せるお金も多くなるようです。
60代で大きく増えているのは、退職金をそのまま貯金している方が多いからだと思われます。
おわりに
今回は、お金を貯めるポイントや年代別の平均貯金額についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
いま貯金がなくて不安という方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを意識して、貯金を始めてみてくださいね。