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ロケットストーブの原理と簡単な作り方をご紹介!

ロケットストーブの原理と簡単な作り方をご紹介!

ロケットストーブとは、空の石油缶に薪を入れて、焚き火を行う事で暖をとる事が出来る非常にエコロジーなストーブの事です。

最近は、小型のロケットストーブを自作するなんてことも流行っていますね。

今回は、そんなロケットストーブの仕組み・原理ロケットストーブの作り方についてご紹介していこうと思います。

ロケットストーブの原理

ロケットストーブはどのような原理かというと、とても単純で、L字型になっている管の水平部分で薪を燃やす事で、その上部にある断熱された垂直の煙突の中で燃焼ガスが急激に膨張して上昇気流になります。

その為内部の燃焼ガスはストーブの中に残らず、完全燃焼して煙突から外へと排出されます。こうした仕組みなので、少ない薪で強力な火力を起こす事が可能です。

ロケットストーブに必要な材料

まず必要な材料を用意しましょう。本体には、一般的にペール缶や一斗缶が使われますが、小型の場合はペンキ缶で十分です。それから本体よりも一回り小さい缶を2個用意します。

あと土壌改良や培養土の材料として使われる土の一種で断熱材として使うパーライトも必要です。これはホームセンターに行けば、入手できます。どうしてもない場合は砂利等でも問題ありません。

それから加工に必要な工具も用意すれば準備は完了です。(詳しくは下記の参考動画をご確認ください。)

ロケットストーブの作り方

参考動画:ロケットストーブ作ってみた

ペンキ缶の穴あけ・加工

まず最初に本体となるペンキ缶に穴を開けます。穴の大きさは、焚き口になる一回り小さい缶の直径に合わせると良いです。

穴を空けたら、焚き口の取り付けです。材料となる小さい缶を、本体のペンキ缶の開いた穴の中に差し込んでいきます。大体半分ほど差し込んだ状態で、断熱材の役割を果たすパーライトか砂利を焚き口になる小さい缶の下縁近くまで、ペンキ缶の中に詰め込みます。

詰め終わったら、次はヒートライザー及び煙突の材料となる、もう一つの小さな缶の加工です。缶の側面の下部分が焚き口になる間にかぶさるような感じで、切込みを入れて扇状に上に折り曲げましょう。

缶の組み立て

ヒートライザーになる小さな缶を加工できたら、それを本体の上部から差し込んで、焚き口になる缶と組み合わせます。この時のコツは、切込みを入れた缶の側面で、焚き口の缶を挟み込むような感じにして、扇となる箇所を焚き口の上にかぶせるような形で固定すると良いです。

本体にヒートライザーを差し込んだら、その周辺に断熱材となるパーライトか砂利を詰めていきます。コツはなるべく隙間ができないように詰める事です。詰める高さは本体の高さ一杯になるまで、しっかりと詰め込む事が重要です。

煙突上部の加工〜完成

最後に本体から、少しだけ上に張り出させた煙突部分の上端を加工していきます。張り出している部分を約5センチ間隔で切り込みを入れていきましょう。切り込みの長さは大体2センチ程が目安です。

そして切れ目を入れた部分を1つおきに内側へ直角に折り曲げたら、ロケットストーブの完成です。

おわりに

今回は、ロケットストーブの仕組み・原理ロケットストーブの作り方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ロケットストーブがシンプルな仕組みで、作り方も簡単なので、ぜひ作るのにも挑戦してみてくださいね。