旅行

圓教寺の5つの見所と書写山について

圓教寺の5つの見所と書写山について

書写山とは兵庫県姫路市にある標高371mの山で、山上には西国三十三所第27番札所である圓教寺があります。

桜の名所として有名な西播丘陵県立自然公園に含まれており、兵庫県の鳥獣保護区(特別保護地区)に指定されているほか、ひょうごの森百選、ふるさと兵庫50山にも選ばれています。




圓教寺について

圓教寺について

圓教寺は書写山に位置する寺院で、天台宗の別格本山です。康保3年(966年)に性空上人が開創したこのお寺は比叡山・大山と共に天台の三大道場と並び称され、西の比叡山とも呼ばれています。

山麓から山上まではロープウェイが運行しており、山上駅付近にある志納所では志納金として500円が必要です(中高生以下は無料)。

また、志納所前から磨尼殿前までは徒歩20分ほどかかりますが、往復500円で利用できるマイクロバスも運行しています。



圓教寺の見所5選

①磨尼殿(まにでん)

磨尼殿(まにでん)

970年に創建された磨尼殿は元々如意輪堂という名前でしたが、1174年に参詣した後白河法皇により号を得ました。

本尊は六臂如意輪観世音菩薩。天人が桜樹を礼拝するのを見た性空上人が、根のあるままの生木の幹に観世音菩薩を刻んで本尊にしたと言われており、磨尼殿はその桜の木の上に築いたため、山の中腹に寄りかかるような舞台づくりの建物となっています。

本尊、並びに重要文化財に指定されている木造四天王立像は、毎年1月18日の鬼追いの日以外では拝観できない秘仏とされています。

②大講堂

大講堂

圓教寺の本堂にあたる堂で、お経の講義や議論が行われる場所です。

986年に花山法皇の勅願により創建され、大講堂自体だけでなく、内部に安置されている釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩の釈迦三尊像はいずれも国の重要文化財に指定されています。

③食堂

食堂

1174年に後白河法皇の勅願によって創建されたのがこの食堂(じきどう)であり、修行僧の寝食のための建物です。二階建築であり、別名「長堂」とも称される約40メートルという長さは他に例を見ないものになっています。

数百年にわたり未完成のままで放置されていましたが、昭和38年の解体修理でようやく完成されました。国の重要文化財に指定されており、現在は1階が写経道場、2階は宝物館になっています。

④常行堂

常行堂

常行三昧(阿弥陀仏の名を唱えながらひたすら本尊を回る修行)のための道場であり、大講堂に向かって舞台が張り出しています。

この舞台は大講堂に安置されている釈迦如来に舞や雅楽を奉納するためのものであり、常行堂、並びに本尊の丈六阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されています。

⑤壽量院

壽量院

1174年に後白河法皇が観世音菩薩の加護を願われた場所で、仏間を中心とした方丈台所を設けた庫裡とを合わせた構造になっています。

国の重要文化財に指定されているこの場所では、4月~11月までの期間、幻の書寫塗りの器類を使用した精進本膳料理を頂く事ができます。(5名以上で要予約、木曜日定休)

書写山円教寺HP

<スポンサーリンク>

書写山までのアクセス

書写山までのアクセスは、公共交通機関を利用する場合と、車を利用する場合の2通りあります。

公共交通機関を利用する場合
JR山陽電鉄姫路駅から、神姫バス「書写ロープウェイ行」で終点下車

車を利用する場合
・山陽自動車道「山陽姫路西IC」から東に約10分
・姫路バイパス「中地ランプ」から北西に約15分

書写山ロープウェイについて

書写山ロープウェイ

書写山ロープウェイ

書写山ロープウェイは書写山「山麓駅」と「山上駅」を約4分で結ぶロープウェイです。

1958年の運行当時は30人乗りのゴンドラでしたが、平成4年には大型化され、2018年3月には開業60周年を機にワイドに視界が広がる客車に生まれ変わりました。

始発は年間を通じて8時半となっていますが、終発は季節によって変動があるため、書写山ロープウェイホームページをご参照下さい。運行間隔は毎時15分間隔となっており、料金は片道大人600円、小人300円。往復では大人1000円、小人500円となっています。