山梨県は、南に富士山、北に八ヶ岳と周囲を大きな山々に囲まれていることが大きな特徴です。
山梨県の観光スポットとしては、富士山や山中湖、河口湖などの湖も豊富で、日本三奇橋の一つと言われる猿橋などもあって、どこに行こうか迷ってしまいますね。
今回は、そんな山梨のおすすめの観光スポットについてお話ししていきたいと思います。
河口湖
河口湖は、本州の中部、富士山の近くにあります。富士五湖の1つに数えらる相模川水系の湖です。富士箱根伊豆国立公園に指定されています。富士五湖の中でも、一番長い湖岸線をもち、最も低い標高地点にあります。そんな河口湖の周辺にはおすすめの観光スポットも沢山あります。
河口湖の魅力は、四季折々の表情を楽しめるというところで、春は、桜と富士山の見事なコラボレーション風景が魅力的。夏場の雪が解けている富士山の様子も清々しいと大人気。もちろん、秋、冬の雪をかぶったところも素敵ですよね。紅葉や雪景色とともに楽しめるなんて、贅沢すぎます。
河口湖の周辺には、素敵な温泉宿のほか、湖でのレジャーやゴルフなどの滞在にもピッタリな、リーズナブルなホテルも充実してます。車がなくても、河口湖周遊バスがあるので安心です。
カチカチ山ロープウエイと河口湖遊覧船アンソレイユ号は外せないポイントです。お子様も楽しめて、ご家族旅行にも最適ですよ。
山中湖
山中湖は、山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖です。富士五湖のひとつで、面積は6.57 km²あり、富士五湖の中でも最大の面積を持つ湖です。また湖面の標高は、富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位です。逆に、推進派富士五湖の中でも一番浅い13.3mです。
街の喧騒を忘れ、ゆっくりとした時間を過ごせます。ここでは、公園や散策路、キャンプや、サイクリング等様々なアウトドアスポーツが楽しめるスポットや、人気の温泉施設、関東屈指の安産の祭りで有名な山中諏訪神社などがあります。
サイクリングロードは、一周約14kmの湖畔約8割開通したサイクリングロードです。
湖畔には様々な飲食店や、美術館、体験施設などがあり、ゆっくり山中湖を楽しめますよ。
富士山
富士山は静岡県と山梨県に跨る活火山です。標高は3776.24mで、日本最高峰の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として、広く知られています。
数多くの芸術作品の題材とされ、芸術面で、大きな影響を与えただけでなく気候や、地層など、地質学的にも大きな影響を与えています。
登山でも有名ですよね。夏季シーズンには登山客が盛んです。世界遺産となってからは、ますます注目をあびています。
新倉山浅間公園は五重塔ごしに富士山が見え、海外からの観光客にも大人気の場所です。パノラマ台は山中湖から三国峠へ至る県道の途中にあるビューポイントです。眼下には山中湖、その向こうには富士山を望める。天候次第では、南アルプスまで見えますよ。秋には一面ススキ野原になるので、散策もおすすめです。
温泉街
世界遺産にも登録された富士山や、清里高原、八ヶ岳麓のアルプスのよな美しい風景が目白押しな山梨県には、泉質も豊かな温泉がたくさんあります。山口温泉は街中にあるのに抜群の泉質です。
土日のみ夏季限定で販売の水信玄餅は30分しか持たないという水のおいしさを追求したお菓子です。液体と固体の中間にあるようなプルンプルンな食感を味わえます。こちらもお楽しみに。
はやぶさ温泉は、ジャバジャバとお湯の量が多いお肌がきれいになる美人の湯です。
ちょっとした冒険気分が味わえる富士山麓にある、富岳風穴・鳴沢氷穴。洞窟内は通年0~3℃に保たれていてとてもひんやりしています。氷穴では、天井から染み出た水滴が落ちて凍った氷の柱がライトアップされ、幻想的な空間になっています。
みたまの湯はフォッサマグナの大景観を一望できる標高370メートルの丘陵高台に位置していて、露天風呂からの眺望は、息をのむ絶景。南アルプス・八ヶ岳連峰・関東山地の山々の大展望と眼下の百万ドルの夜景は感動ものです。
ほったらかし温泉
ほったらかし温泉とは、その名の通りほったらかしで、あまり宣伝もしていません。ですが、口コミが口コミを呼び、今は全くほったらかされていない人気の日帰り温泉に変貌を遂げています。
日本一の絶景温泉を探せば、色々な場所や意見が出てくると思いますが、きっと、このほったらかし温泉が、候補の一つに挙がってくるはずです。そのわけは、実際に足を運んで体感していただければわかるはずです。
日本一の富士山が見え、眼下に広がる甲府盆地など、ここなら日の出から、夜景まで、贅沢に露天風呂につかりながら絶景が楽しめる。そんな夢みたいな場所なのです。このほったらかし温泉には、あっちの湯とこっちの湯の二つのお風呂があります。料金は別々なので、初めて行ったらどっちに入ればいいのやら。
違いは営業時間、温泉、洗い場、広さ、眺望です。現地に行って、自分好みの方の温泉に入ってみてはいかがでしょうか?もしくは、両方なんてこともできちゃいますよ。
甲斐 善光寺
甲斐善光寺は、山梨県甲府善光寺にある浄土宗の寺院です。山号は定額山です。正式名称は定額山浄智院善光寺です。長野県長野市にある善光寺をはじめとする各地の善光寺と区別するため甲斐善光寺と呼ばれることが多く、甲州善光寺、甲府善光寺とも呼ばれます。
甲斐善光寺の山門は、朱塗りの楼門で、両脇には仁王像が祀られていて、堂々たる姿で、参拝に音連れた人々を出迎えてくれます。
山門をくぐると、正面に山門とともに国の重要文化財に指定されている、金堂があります。
金堂の中陣天井には、巨大な竜が二匹描かれています。その下で手をたたくと、音が反響して龍の鳴き声のように聞こえるというそうです。甲斐善光寺の鳴き龍は日本一の規模と言われています。
また、お戒壇巡りを体験することもできます。金堂下の真っ暗な通路を進んでカギに触れ、ご本尊様と結縁を果たせます。
山梨県立美術館
山梨県立美術館は1978年の開館以来、ミレーの美術館として、いろんな方に広く親しまれています。ミレーの種をまく人を中心としてから、ミレーや、バルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家、並びに、日本の近代美術の収集に力を注いでいます。
中でも山梨ゆかりの作品と、萩原英雄コレクション、深沢幸雄コレクションがその中心です。収蔵品の総点数は、現在約1万点にも及びます。
また、各種ワークショップとコンサート、美術後援会、視覚障碍者の方々のため、手で見るミレー、美術愛好家への県民ギャラリー貸出等、様々な美術館教育普及事業も積極的に実施しているところです。
おわりに
今回は、山梨のおすすめの観光スポットについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
このように山梨には、自然と触れ合える観光スポット、歴史を感じられるスポットなどたくさんありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。